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ビオラ 2003年の種蒔き
私の我流の栽培法等です。試された結果についての責任は一切負えません。
この年(2003年)の栽培方法はお薦めいたしません200 4年以降をおためしください
● ぜひ2004年の種蒔きをご参照ください。こちらの蒔き方・育て方をお勧めいたします。
● ぜひ2004年の種蒔きをご参照ください。こちらの蒔き方・育て方をお勧めいたします。
2003年の種蒔きについて (8月24日)
今年もビオラの種を蒔く季節になりました。
すでに購入したビオラの種は、冷蔵庫に保管している。(冷蔵庫で少なくとも一週間は保冷して保管する)
昨年の反省から、ビニールポット移植後に土壌をふくめた殺菌を定期的に行うことにした。(昨年は枯れた苗がでてから殺菌剤を噴霧した)
播種用の道具は水道水と洗剤で洗うだけにした。(昨年はキッチンハイターで塩素殺菌したが、それほど気を遣う必要はないと考えた)
2003年8月24日午前中、庭の手入れに追われる、草取り、水やり、花柄摘み、古い用土をビニール袋に入れ水を加えて炎天下に置いて殺菌する。・・・あまりの暑さに汗がわき出る・・・今日の種蒔きに備え播種用具を洗浄する。今年は手抜きでやろうと塩素消毒を省略する。
追記:播種用具も、キッチンハイターなどで消毒しておくべきです。
洗浄した容器は日光消毒する。(下の写真) 2003年8月24日撮影
あまりの暑さに昼食時にビールを飲む。まだ飲み足らない・・・追加にいも焼酎をロックで飲む。
さて、種蒔き。次の写真は今年用意した種です。
今年の種蒔きは、ほろ酔い気分で行うこととなった。クーラーの温度を25度に設定した涼しい部屋で種を蒔く。
一つのジフィーセブンに例年のとおり、2〜3粒の種を蒔く。爪楊枝の先をぬらし、種を楊枝の先に付けて蒔く。
種はジフィーセブンの上に置くようにする。埋めると腐るのか、発芽しないことがあるので注意。
下の写真が蒔き終えた状態。この状態で室温を25度に保ち、4〜5時間放置する。
夜の8時すぎ、屋外の気温も下がったころ室外に出す。
今年の種蒔きの反省・・・飲酒は適量に!・・・飲んだら乗るな、飲んだら蒔くな昼寝をしよう!
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約250株分の種蒔きでした。
発芽まで、種を乾かさないように注意。水分補給のため朝夕、スプレーで水を噴霧する。
追記 播種のあと、灌水を兼ねて殺菌剤を灌注するのもいいようです。(2003年9月8日・記)
(追記:立枯病にはオーソサイド水和剤などが適しているようです、苗立枯病について を参照してください)
追記:播種用具も、キッチンハイターなどで消毒しておくべきです。
下の写真、発根が見られます。 2003年8月27日撮影
発芽が始まりました。下の写真(8月29日撮影)
発芽 2003年8月30日撮影 下の2枚の写真
下の写真 2003年8月31日撮影
下の写真 根が伸びています。これを爪楊枝等でジフィーセブンに埋め込みます。2003年8月31日撮影
下の写真 根のを埋め込んだ後。2003年8月31日撮影
発芽状況 2003年8月31日撮影 複数の発芽があったものは、
根が張らない双葉の幼病のうちにそっと抜き取って(捨てずに)
発芽のなかったジフィーセブンに植え替えたり、浅鉢に植え替えます。
2003年9月8日追記
今年の関西地方は9月に入っても8月中旬の暑さが続き、乾燥を防ぐために水の補給を多めにしていました。
このため過湿状態になり、苗立枯病が発症しました。種蒔き後の殺菌剤の散布と、幼苗の移植用土には注意しましょう。
(追記:立枯病にはオーソサイド水和剤などが適しているようです、苗立枯病について を参照してください)
追記:播種用具も、キッチンハイターなどで消毒しておくべきです。
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2003年9月1日撮影(下の写真) 引き抜いた幼苗はピートモス(酸度調整済)とバーミキュライトの半々の混合用土に植え替えます。
2003年9月8日追記2
ピートモスとバイミキュライト半々の用土は新しいものを使いましょう。もし古い用土を使う場合は、殺菌済みのものを使いましょう。
用土や浅鉢は、適度の水分を加えて電子レンジで加熱殺菌しましょう。
上の写真のジーフィーセブンには一株だけを残します。
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下の写真 (発芽の状況) 2003年9月3日撮影
複数の発芽があったジフィーセブンから発芽の無かったジフィーセブンへ植え替えを行うと共に
浅鉢への植え替えも順次行っています。
日光によくあてるようにします。・・・乾燥させないように注意します。
追記 今年の大阪の9月のように異常な高温が続く場合は、少しずつ日光にならして行きましょう。
場合によっては遮光する必要もあります。(9月16日・記)
徳島県で大規模に花壇苗を栽培されている加藤さんからご指導を頂きました。(多くのご指導のうちの一部のみ記載)
「育苗培土は排水性のいい肥料分のほとんどないものをお勧めします。パンジーの根はとても敏感で肥料分が多いとすぐ枯れてしまいます。活着後(10日)置き肥をしてください。9センチポットなら直径1センチのを3個ほど。
水は朝やって夕方に乾くようにし極力夕方にはやらないで下さい。夕方に少し萎れてても枯れることはありません。それでもという場合は葉に水がかかる程度です。理由は花に水が残ってると花からカビ病が出てきます。又、植物は夜にどんどん大きくなるので徒長苗になりやすいです。ちなみに市場で徒長苗は商品価値がないので僕の栽培方法は生かさず殺さずがモットーで極力水をやらずに1日のほとんどが萎れています。かわいそうですがこれも栽培技術です。」
加藤さん、ありがとうございました。(2003年10月14日記載)
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殺菌剤の散布 2003年9月4日
浅鉢に植え替えた苗の一部に異変あり(萎えて勢いなし)、早速、殺菌剤(ダコニール)を噴霧器で散布。
苗に異変を見つけた場合、早めに殺菌剤の散布をします。
(追記:立枯病にはオーソサイド水和剤などが適しているようです、苗立枯病について を参照してください)
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殺菌剤の灌注 2003年9月5日
萎びた苗や根際がくびれたような苗が発生し、殺菌剤を散布したが効果が見られないため、殺菌剤(ダコニール)を水差しで灌注した。
(追記:立枯病にはオーソサイド水和剤などが適しているようです、苗立枯病について を参照してください)
病変苗は下の写真二枚。どれも根がやせて細くなり、萎びた感じです。(2003年9月5日撮影)
写真下 2003年9月7日撮影
ケースの下にかかっている白いものは、余分な水分を外に流し出すためのティシュペーパーです。
苗は少し大きく育ていますが、立枯病の症状は出ています。次々と苗が枯れています。ああ残念!!
このため急きょ9月6日に追加の播種を行った。
今年の反省点 (言い訳と後悔)
1.関西地方は9月にはいっても例年にない異常な暑さが続き、乾燥をおそれ水分の補給をしすぎ過湿状態にしたこと。
適切に遮光することを怠ったこと。
2.種蒔き後や幼苗の移植前後の殺菌処理を怠ったこと。追記、追記2 をご覧ください。殺菌剤の定期散布・灌注
(追記:立枯病にはオーソサイド水和剤などが適しているようです、苗立枯病について を参照してください)
3.種蒔きは「生命の育み」であり、神聖な行為であると思う。「うまく芽を出して育っておくれ」といった祈りが必要である。
心を込めず、ほろ酔い気分で種を蒔いたのがいけなかった。
(追記)なお、大阪府病害虫防除所に農薬の件で照会したところ、(異常な高温が原因で)
「今年はプロの花壇苗農家でも失敗しているところが多いようです。」とのお話を伺うことができました。
こんな年もあるのですね。(2003年10月2日)
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次々と苗が枯れていきます、せっかく蒔いた種が枯れていくのを見るのは悲しいものです。
下の写真は罹病した苗の状態です。(2003年9月10日撮影)
今年は多くの苗が枯れました。
上の写真は一番状態の悪いトレーです。壊滅状態です、こんなことは長年ビオラ・パンジーを育てていて始めてのことです。
残念ですが、8月24日播種の苗はあきらめることにします。
9月11日 殺菌剤オーソサイド水和剤の散布
下の写真 8月24日播種の9月15日現在の状態
大きくはなっていますが、株の状態は悪く、次々に枯れています。
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9月に入っても強烈な今年の太陽光線を遮光するために日除けを作りました。
もっと早く作っておけばよかった!(9月14日撮影)
大きくなっていますが、まだ枯れる株があります。いったん罹病すると治りません。
(9月11日に続き、9月18日 オーソサイド水和剤を散布・灌注した)
上の写真 8月24日播種 9月17日撮影
下の写真 8月24日播種 しおれて枯れ始めた株 9月17日撮影
上の写真 かろうじて残った株(8月24日播種分) 2003年9月21日撮影
上の写真 苗立枯病のなかから育った苗(8月24日播種分) 2003年9月27日撮影
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上の写真 2003年10月4日撮影 (8月24日播種分)根の生育が悪いようです。
上の写真 2003年10月6日撮影 しおれた株・・・この株もダメです。
10月6日
のあるバリダシン液剤を散布することにしました。上の写真 2003年10月11日撮影
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上の写真 2003年10月12日撮影 ビニールポットに移植
8月24日播種時には 250株から500株になる予定でしたが、40株しか残りませんでした
下の写真 2003年10月18日撮影 やはり育ち具合が遅い
下の写真 2003年10月25日撮影
2003年10月28日・・・花芽が見えます。
上の写真 2003年10月29日 撮影
上の写真 2003年11月1日撮影 11月4日開花あり
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発根(9月6日播種)が見られます。(下の写真 2003年9月10日撮影)
発芽直前 9月6日播種分の状況 (下の写真2003年9月11日撮影)
9月6日の播種に関しては、室温管理なしで、夜間にまいて、室外に放置した。
播種後、殺菌剤を散布した。
なお、9月11日の夜にもビオラの種を蒔きました。
この日は、室内が蒸し暑かったため、クーラーで室温25度に設定して蒔きました。
蒔き終えてすぐ室外に出し殺菌剤(オーソサイド水和剤)を散布し、そのまま室外に放置した。
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9月6日播種の9月13日の状態(下の写真)
9月6日播種の9月14日の状態(下の写真)
(9月11日に続き、9月18日 オーソサイド水和剤を散布・灌注した)
9月6日播種分の9月21日の状態 (下の写真)
9月6日播種分の9月27日の状態 (下の写真)
9月6日播種分の10月4日の状態(下の写真)
2003年10月6日 立枯病予防のためバリタイシン液を散布した。
下の写真 2003年10月11日撮影 (9月6日播種分)成育が遅れています。
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下の写真 2003年10月13日撮影 (9月6日播種分) 成育が遅れ、少し早いように思いましたが
ビニールポットに移植しました。
下の写真 2003年10月18日撮影
成育の遅れが目立ちます・・・今年は最悪の状態です。
下の写真 2003年10月25日撮影
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下の写真 浅鉢からの植え替え 2003年10月25日
密生した苗を浅鉢に移植したものが、移植の時期になりました。
鉢ごと水に漬けます
しばらくしてラベルなどを利用して取り出します。
下の写真 ビニールポットに植え替え 2003年10月25日撮影
下の写真 ジフィーセブンの苗の状況・・・根が外に出てから約一週間後にビニールポットに植え替えます。
2003年10月25日撮影
12月30日 撮影 大きく育った株を植木鉢に定植 (下の写真)
下の写真 12月31日 大きく育てと祈りつつ定植する。
晩秋の対策(育ちが遅い場合) 03年11月20日
できるだけ太陽光線を透しやすいスパーのレジ袋を被せます。
こうすれば、寒くなっても一定の成長が見込めます。蒸発した水分が素焼きの鉢に循環しますので水分の補給はほとんどしません。レジ袋は上に引き上げ気味にして葉にふれないようします。
12月27日撮影 レジ袋をかぶせていたお陰で、こんなに大きく育ちました。大きい株はビニールポットに植え替えました。
ビニールポットを点検し、ポットにそって白い根が発達しているものは植木鉢等に植え替えます。
2004年3月27日現在 下の写真
温かくなると、株はどんどん大きくなり花を次々咲かせ始めました。
2004年4月3日 撮影
2004年4月17日 下の写真 撮影
下の写真 2004年4月24日撮影
2004年5月22日 撮影
下の写真 2004年6月2日撮影
2004年6月12日 撮影
伸びきった株の根もとから新しい芽が出てきています。下の写真 2004年5月29日撮影
根もとから新しい芽を育てるには、根もとに日光を当てるようにすることです。
根もとに付着した枯葉などは取り除きます。
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根もとから新しい芽が出ていることを確認して。茎の長く伸びているところを切り込みます。
切り込みすぎると枯れるので、切るのは株全体のおおむね3分の1程度までにしておきます。
下の写真(左)の白い線を目安にしてください。切り込みすぎると枯れますよ。
下の写真(右) 切り戻した後の状態(2004年6月1日)
6月6日には花芽が出てきました。
2004年6月8日 撮影 下の写真 花芽が見えます。
2004年6月12日 撮影 下の写真
2004年6月19日 撮影 下の写真
2004年6月26日 撮影 下の写真
2004年7月3日 撮影 下の写真
2004年7月10日 撮影 下の写真 連日の猛暑により弱っています。
残念ながら今年の厳しい暑さのため(7月14日頃)ついに枯れてしまいました。
この株は枯れましたが、枯れずに花を咲かしている株も残っています。
下の写真 2004年7月24日撮影