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ビオラ・パンジー専科 |
種まきから乱れた花の再生まで
私の我流の栽培法等です。試された結果についての責任は一切負えません。
● ぜひ2004年以降の種蒔きをご参照ください。こちらの蒔き方・育て方をお勧めいたします。
昨年の8月に蒔いた種の残り(冷蔵庫で保管)を蒔きました。
(追記:立枯病にはオーソサイド水和剤などが適しているようです、苗立枯病について を参照してください)
今回は、ジフィーセブンに蒔かずに、素焼きの浅鉢にピートモス(酸度調整済)とバーミキュライトを半々の用土を作り播種しました。
水分補給のため朝夕、スプレーで水を噴霧します。
2003年4月21日撮影
4月6日播種
2003年4月26日撮影
2003年5月3日撮影
2003年5月10日撮影 移植前(播種後約一ヶ月経過)
2003年5月10日 ビニールポットに移植
反省 この段階で殺菌剤を散布しておくべきでした。
(追記:立枯病にはオーソサイド水和剤などが適しているようです、苗立枯病について を参照してください)
2003年5月17日 撮影
2003年5月24日撮影 この季節は青虫などの食害を受けやすいので注意が必要です。
2003年5月31日撮影
2003年6月7日撮影 花芽が出てきました。(播種後約二ヶ月経過)
2003年6月11日 花芽がふくらんできました。
2003年6月11日 撮影
2003年6月12日 撮影 開花 ブルースワール
2003年6月13日 撮影
2003年6月14日撮影
2003年6月21日撮影
2003年6月29日撮影
雨上がりのビオラ 2003年7月5日撮影
春蒔きの反省(2003年)
暖かい(夏場あつい)地方ではあまりお勧めできません。
チャレンジする方は、次の事項にも注意してください。
殺虫剤は定期的に散布しますが、殺ダニ剤を蒔くことを忘れてはいけません。
水を与え過ぎてもいけません。加湿は禁物です。
殺虫剤ではダニ類は死にません。殺虫剤をまくとダニの天敵が死に、ダニが増え、株が弱ることがあります。
来年の春蒔きは、定期的に殺ダニ剤と殺菌剤も散布しようと考えています。
(追記:立枯病にはオーソサイド水和剤などが適しているようです、苗立枯病について を参照してください)
ぜひ2004年の種蒔きをご参照ください。こちらの蒔き方をお勧めいたします。
購入した種は必ず冷蔵庫に入れて少なくとも1〜2週間保管します。
低温で保管することによりビオラやパンジーは、発芽の準備が整うようです。
種苗店から購入した種をそのまま蒔くと発芽率は低くなるようです。
今年は、8月24日の午後2時から種まきを始めました。
午前中に種をまく「トレー」を水洗いのうえ、キッチンハイターで塩素消毒し、さらに直射日光で滅菌しました。
(追記:立枯病にはオーソサイド水和剤などが適しているようです、苗立枯病について を参照してください)
ジフィーセブンに2〜3粒づつ種をまきます。私は、古ハガキを二つ折り(谷折り)して種を置き、ぬらした爪楊枝の先に種をひっつけて、まいていきます。(まくと言うより置いていく感じですね)
下の写真は、今年まいた種の一部です。一番下にあるのが古ハガキでその横にあるのは爪楊枝です。
当然のことですが、種は、購入後すぐに冷蔵庫に入れ3週間以上保管して種まきにそなえています。
まき終わった種はすぐにクーラーをかけた別室に入れ室温を24℃から25℃に保ち5時間ほど置きます。 (写真・下)
今年は約300株分の種をまきました。
夜、室外に出し発芽を待ちます。・・・翌日(8月25日)は、朝から大変暑く心配でしたが、夕刻から涼しくなり少し安心しました。
後は発芽を待つだけですが、その間、乾かさないように霧吹きや水差しで水分を補給します。
2002年8月28日(播種後4日目)・・・発芽の兆しが見えます。 このページのトップへ
2002年8月29日・・・発芽が始まりました。(下の写真)
種まきから4〜5日目です。(写真・下)
2002年8月31日(播種後一週間目) 複数、発芽したビオラ。間引くのはかわいそうですね。 このページのトップへ
一つのジフィーセブンで複数発芽した場合、間引く(捨てる)のはかわいそうなので、
水によく漬けてからそっと引き抜きます。
下の写真の左は引き抜いた株です。
引き抜いた株は浅鉢に植え替えます。下の写真 このページのトップへ
用土はピートモス(酸度調整済)とバーミキュライト半々です。
新しい用土をお使いください。古い用土を使う場合は、加熱殺菌等をして使いましょう。
(追記:立枯病にはオーソサイド水和剤などが適しているようです、苗立枯病について を参照してください)
2002年9月7日(播種後二週間目) 下の写真・・・生えそろいました。 このページのトップへ
一つのジフィーセブンに複数発芽した場合は、下のように、浅鉢に植え替えました。
そろそろ植え替えの時期です(2002年9月22日)・・・(播種後約四週間目) このページのトップへ
ビニールポットの 7.5センチに植え替えました。
根を傷めないように、下の写真のように鉢ごと水に漬けて、しばらく待ちます。
下の写真のように、「へら」のようなもの(ここで使っているのは名前ラベル)で根を傷めないように取り分けます。
ジフィーセブンに蒔いたビオラも植え替えます。(2002年9月23日撮影) このページのトップへ
植え替えが終わった状態です。(下の写真)
(追記:立枯病にはオーソサイド水和剤などが適しているようです、苗立枯病について を参照してください)
2002年9月29日(播種後約五週間目)の状態(下の写真) このページのトップへ
葉の上が黒く汚れているのは「燻炭」をまいたためです。
深植えは禁物です。雨などで株の根本が土に埋もれると腐ります。雨(過湿)に注意しましょう。
今年(2002年)は、今まで経験したことがないほど株が腐りました。昨年使った用土を混ぜて使ったため、昨年の罹病株(残渣)に付いていたカビ・菌類が混ざっていたと思われます。用土の消毒が不十分だったことや台風などによる長雨のため過湿状態が続いたことなど・・・が原因だったのでしょう。残念無念!
病気が発生してから殺菌剤を散布するのではなく、定期的予防的に(早めの)薬剤散布が必要です。
(追記:立枯病にはオーソサイド水和剤などが適しているようです、苗立枯病について を参照してください)
移植する時に使う用土には新しい園芸用土を使うのが安全です。
2002年10月5日(播種後約六週間目)
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2002年10月12日(播種後約七週間目)
今年は、暖かい日が続いたせいか、花芽がつき始めています。
2002年10月13日〜14日撮影 (開花始まる) 播種後約七週間目にて開花始まる・・・例年より早い開花です。
2002年10月20日(播種後約八週間目)
2002年10月26日(播種後約九週間目)
順次、植木鉢などに植え替えていきます。
2003年3月27日撮影
2003年3月28日撮影
2003年4月1日撮影
2003年5月1日撮影(ブルースワール)
2003年5月6日撮影
これ以降のビオラの写真は 私が育てた花の写真 に掲載しています。
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種まき(2001年)
長く続いた猛暑も幾分和らぎ始めた八月下旬(26日)、例年より早くビオラの種を蒔きました。(2001.08.26)
午後4時頃からエアコンで室内の気温を24〜25℃に保ち、約160株分の種を蒔きました。(蒔きながらも寒く感じる室温です)
蒔いてから5時間ほど 室温を25℃に保つようにしました。パンジーやビオラは種まき後に気温が上昇すると種が休眠状態になり発芽しないそうです。種まき後の3時間から5時間の温度管理が特に大切です。今週は比較的、涼しい日が続きそうですが、これから発芽の兆しが見えるまで心配です。
(追記:立枯病にはオーソサイド水和剤などが適しているようです、苗立枯病について を参照してください)
ビオラやパンジーの種まきは涼しくなる夕刻から取りかかるのがコツのようです。
それと、購入した種は必ず冷蔵庫に入れて少なくとも1〜2週間保管します。低温で保管することによりビオラやパンジーは、発芽の準備が整うようです。種苗店から購入した種をそのまま蒔くと発芽率は低くなるようです。
例年私は、苗床には:サカタ(種苗会社)の「ジフィーセブン」の極小を使います。これをジフィートレーに並べて、種を蒔きます。
ジフィートレーはきれいに洗浄し、台所用の塩素系漂白剤で殺菌しました。
蒔いた種がうまく発芽しない場合は、1〜2週間後にまた蒔き直しです。このために購入した種は一度に全部蒔かず、2回目の種まき用に残します。
2001.08.31 発芽の兆(きざ)し
昨日ぐらいからビオラの種に発芽の兆しが見えはじめました。種の先端部が白くなり、発根の様子も見えてきました。・・・ほっとしました。
2001.09.03 ビオラの発芽
昨日、ほぼ全部の種からの発芽を確認しました。
2001.10.18 花芽がでました
先日から花芽が見えはじめました。このぶんでは、年内の開花が見られそうです。
種まきについては「ジフィーセブン」に2〜3粒づつ蒔く方が、後の生育状況はいいようでした。
プラスチック容器にキッチンペーパーをひき、種を蒔く方法は水分の管理が難しのが難点です。
発芽・発根後に移植するとどうしても根や双葉が痛みやすく良い結果は得られないようです。
「ジフィーセブン」に直まきして、余分に発芽した種は、水を十分かけてから、そっと引き抜いて発芽しなかったところへ移植していきます。
定植するとき深植えは避けましょう。涼しい期間は良いのですが、暖かくなると根元にカビが生えたり、枯葉が腐敗します。また根腐れをおこしがちです。
暖かくなってから根元を時々点検しましょう、根元から白い根が沢山出ていれば健全な証拠です。逆に根元に枯れた葉が腐敗し絡んでいれば根元の土を取り除き根元が少し高くなるように調整します。(植木鉢の場合です)水はけと風通しを良くしましょう。
庭の全景
(2002.04.29撮影) |
花がらつみ
毎朝 (毎日)の花がらとりが大切です。種を付けると、株が弱るそうです、また種ができれば「種保存の本能」が衰えるのでしょう、花を咲かせなくなるとも聞いています。
街角の公園やプランターに植えられたパンジーやビオラの手入れは あまりできていませんね。雨に打たれ、汚くしおれたり、枯れて種を付けたまま放置されている花を見ると残念に思います。こまめに手入れをすれば長期間美しい花が見られるのに植えられっぱなしの花がかわいそうになります。
つみとる「花がら」は、少し下を向き閉じているものです、さわると種の「もと」になるのかボリューム感があります。・・・このようなボリューム感のある花がらは立派な種を付けるので確実につみ取りましょう。・・・花の種保存という本能活動の妨害をするのですから、花にとっては迷惑なことでしょうね。
今朝も5時からみっちり花がら取りをしました。 咲き誇る花が増えれば増えるだけ花がら取りに時間がとられます。毎朝の花の手入れはかかせません。(2002.05.23)
乱れた花の手入れ
5月、この頃になると、ビオラ、特にパンジーは育ちすぎて花姿も乱れがちです。
見事に咲き誇っているようですが、花や株の根元は混み合って、暑さが続くと株が弱り、枯れてしまいます。根腐れも起しやすくなっています。 |
長く伸びた茎や花が(風に吹き倒されて)横の株の上にまで伸びてきます。このまま放置すると見苦しいだけでなく、倒れた株は風通しが悪くなり根腐れを起したり周りに植えた株まで痛めることになります。株の根元を上からのぞいてみましょう。
真ん中に新しい茎が伸びています。
この株も茂りすぎて風が吹いたり、雨が降ると倒れて、下の茎や根元から腐り始めるおそれがあります。 |
新芽が上がってきているなら、新芽が2〜3pになったとき、伸びた茎を根元からばっさりと切り取ってしまいましょう。このとき新芽だけでなく(小さめの)古い茎も何本か残す必要があります。しばらくすると株が再生します。
新芽が出て無くても、長く伸びた茎の何本かを根元から切る(間引きする)と日当たりや風通しが良くなり、新芽が伸びてきます。
定期的に殺ダニ剤と殺菌剤も散布しましょう。
(追記:立枯病にはオーソサイド水和剤などが適しているようです、苗立枯病について を参照してください)
伸びすぎたり、茂りすぎで倒れたり見苦しくなった株を切り込んだビオラとパンジーです。 (下の写真左)
写真右は数日後に写したものです。根元から新しい茎が伸び充実してきました。
刈り込み後の株 |
数日後の株 |
その後 |
5月21日 |
5月30日 |
6月10日 |
5月21日 |
5月30日 |
6月10日 |
5月21日 |
5月30日 |
6月10日 |
(下)再び花を咲かせ始めたビオラ。(2002.05.22) | (下)花がたくさん咲き始めました(2002.05.29) | |
5月21日現在 切り戻してしばらくした状態。 |
5月29日現在 |
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写真 上 元の姿を取り戻したビオラ。(6月2日) |
上 6月5日撮影 もとの姿に返りました。 |
6月10日撮影 |
写真 下 失敗例 刈り込みすぎと根腐れ
(5月21日撮影) |
下 小さな株は出てきましたがなかなか元の姿に戻りません
(6月2日撮影) 長雨にあたり根腐れをおこす |
下 花芽がようやくあがり始めました。
(6月5日撮影) 大きく育たないのは根腐れのため |
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最終更新日 : 05/09/21